【特別寄稿】老師盃Vol.4|アンケート集計結果(主催者側編)

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【特別寄稿】

この記事は、老師様よりモルハブにお寄せいただいた寄稿原稿をもとに掲載しています。モルハブ編集部は誤字脱字・体裁のみ調整し、内容は寄稿者の視点・表現を尊重しています。

目次

④アンケート集計結果(主催者側編)

全4回にわたる老師盃レポート、最終回Vol.4をお届けします。

前回(Vol.3)では参加者87名のアンケートを徹底レポートしましたが、今回は主催者側の集計結果(40名)を深掘り。大会の種別・告知・エントリー・予算・当日トラブル・フィードバック活用まで、先輩主催者たちのリアルな声を一挙公開します。

Q13. 開催したことのある大会の種別を教えてください!

Q13 開催したことのある大会の種別グラフ
Q13. 開催種別の内訳(主催経験者・複数回答)

集計結果では、主催経験者の8割が『④エキスパート向け大会』を実施していることが分かりました。参加者がルールを熟知し、セルフジャッジを前提とするこの形式は、運営負担が少なく大会主催の第一歩としては妥当な選択とも言えますが、最も主催のハードルが低いのは『②参加者限定型』のはずなのですが、ここをすっ飛ばして④に向かう方が多いようです。傾向に逆行する形にはなりますが、②を踏まえたうえで④に進むことで、④の大会満足度をより高めることが可能(参加者目線としても、”よく考えられた大会”と感じてもらいやすい)と考えられます。

一方で、『①地域共生型』や『③ビギナー向け型』の実施率は3割程度に留まっており、競技の入口となる層全体へのアプローチ環境不足が業界全体の課題と言えるかもしれません。本アンケートはかなりボリュームの大きいものであったことから、回答してくださった方の中にはモルック界へ貢献したいというある程度強い意志を持った方が多いと思うのですが、そういった回答者属性への偏りがある中でのこの初心者大会主催者数の低い数値結果は少し心配だなと思います。

しかしながら『①地域共生型』は、狙って開催できるものではありません。誠実な運営実績を積み重ねた結果として、外部から依頼が舞い込むものです。そのため、(本来あるべき)大会主催の主なステップは次のようになると思います。

  1. 「②参加者限定型」でノウハウを蓄積:
    まずはクローズドな少人数環境で運営経験を積み、大会そのものがどういうものなのか、参加者目線から感じたことだけではなく、運営者目線でどのようなポイントを押さえておくことが大切なのかを負担を最小限に抑えつつ把握していくのが良いでしょう。
  2. 「④エキスパート向け大会」で参加者規模の大きい大会を実施:
    ②で培った基礎的な運営スキルをベースに、より多くの参加者を募るオープンな大会へとステップアップします。細かなルール裁定やタイムスケジュールの管理など、競技性の高い場を円滑に回すための”運営力”を磨くことが重要です。参加者が主体となって動くエキスパート向けだからこそ、主催者は②では経験できなかった部分の実戦経験を積むことができます。
  3. 「③と④の同時開催(⑤)」でコミュニティの裾野を広げる:
    ②と④を経て運営のノウハウを習得した後は、初心者と経験者が共存するハイブリッドな開催形態に挑戦します。試合の空き時間に互いの試合を見学したりすることでエキスパート勢のプレーが初心者の刺激になり、逆に経験者がビギナーの大会参画をサポートするといった、単一の大会では生まれ得ない”縦のつながり”を生むことができます。異なるレギュレーションの同時発生等運営負荷は高まりますが、ライト層が入りやすい空気感を作り出すことで、閉鎖的なコミュニティとならない最もリターンの大きい挑戦と言えるでしょう。
    また、①の実施に向けては自治体へ”地域活性化や多世代交流”という文脈で提案しやすくなるため、会場確保のハードルが下がるという大きなメリットも考えられます。

普及活動って慈善事業みたいなところがあって、主催した人にメリットがある訳ではなく業界全体への献身になってしまうので貢献意欲がないと出来ない大変なお仕事だと思います。

④の大会を飽きる程運営した方が①や③の運営にシフトする未来があればこれはきっと業界全体のためになりますし、実際にそうであってほしいなと思いますし、主催初心者にとっては周囲には④を経験した人が多くいるはずなのでたくさんアドバイスを取り入れてほしいなと思います。

Q14. 大会作りを行なう上で意識するポイントを教えてください!

Q14 大会作りのポイントグラフ
Q14. 大会作りで意識するポイント(複数回答)

回答率が高かったのは『レギュレーションの工夫(77.5%)』であり、次いで『会場選び(75%)』で、大会の独自性や満足度を高めようとする項目と、集客力に直結する項目が特に意識されていることが分かりました。

一方で、『エントリー開始日(17.5%)』や『告知のタイミング(27.5%)』の数値は相対的に低くなっています。これらは実務上のタスクとしては重要ですが、大会そのものの”魅力”を作る段階では、内容(レギュレーションや会場)の決定に比べて優先度が低く見積もられがちな項目と言え、重きを置くべきポイントとの差がはっきりと出た結果となりました。

上位項目である「レギュレーション」や「会場」の質を維持しつつ、中位項目の「ターゲット選定」や「大会のブランディング」により強固に結びつけることで、よりリピート率の高い、独自性のある大会作りが可能になると考えられます。また試合開始時間や終了時間の策定といった参加者にとって負担の少ない大会作りの姿勢を表していくことでより満足度を得られそうです。

Q15. 他大会との差別化を行うために工夫した点を教えてください!

  • 個人戦で2先総当りで決める納得感、1人500円という気軽感
  • モルック以外の点でも楽しめるイベント(黄色い衣装を身につけてのドレスアップを競う)を付け加えた
  • 参加費の安さ。その分景品に制限があるが景品、参加賞を手作り含め工夫。(運営体制と参加賞と、参加費のバランスが取れてない大会が多いのでそことの差別化)
  • 下限年齢の制限、チーム合計年齢の設定
  • 大会でモルックをする必要性のストーリー性作り
  • 流鏑馬という地域内神事とセットにして、モルックと観光を楽しめるようにした。
  • 懇親会へのホテルからの送迎
  • 手作りのモルックグッズ
  • 有名選手の招待
  • 優勝者に公式大会での遠征費サポート
  • 参加賞はチーム人数分配布。
  • 優勝トロフィーはチームに一個ではなく人数分用意。
  • 習字の師範が半紙に優勝、準優勝、3位と、習字で書き、額に入れ渡す。
  • 参加費ほぼ全額還元。
  • とにかく楽しいと感じてもらえる雰囲気作り。
  • 全天候型会場での実施
  • スマホ入力で、待ち時間なしの大会
  • 普段とは異なるレギュレーション(マンネリ化予防、技術より戦略、感性重視)
  • 下位トーナメントはランダムペアトーナメント
  • 参加者投票による大会MVP(優勝者ではなく、モルックを楽しんでいた方がMVP)
  • Googleフォームとスプレッドシートを連動させた結果送信システムの構築
  • 負けた人/チームが別試合で審判をする制度の
  • 敗退者限定の交流戦
  • レギュレーションの早期公開
  • 37点ルールの無効化
  • 予選のみモルッカーリ踏み越えの指摘制
  • ただ強い人が勝つだけの大会は開かないようにしつつ、ガチ勢も満足行くレギュレーション
  • 試合中の会話OK
  • 打ち上げ全員参加
  • どうやったら楽しんでもらえるか?コスパが良いか?を考える。
  • ビギナー大会は半日くらいで終わらせる
  • 予選をトーナメント形式にして、一度負けても上位トーナメントに上がれるようにした。1試合も気の抜けない一日になるようにした。
  • 場所探し
  • ビギナーズカップでは、交流を目的としたレギュレーション
  • 点数の合計で総合順位を決め、決勝戦を行わない(帰っちゃうから)。
  • 最後にモルックセットが当たる抽選会を入れることで、閉会式で全員揃って終える。
  • 他にない刻印、グッズの作成
  • 自分たちのシャツを持ってる人だけの大会
  • アンフェアなレギュレーションを入れない〔100点ゲーム〕
  • 表裏が無いゲーム
  • 定期開催で屋根付きのコートの年間予約
  • 最後まで順位をつける。何位タイではなく1位から最後まで。
  • 雨でもできるように簡易テントを20張以上準備。
  • コートごとに初心者の方でもわかるように審判(アドバイス要員)を配置。
  • 過去に参加した大会で良かったものをより多くの人にも体験してほしいとの思いからほとんどオマージュ
  • 田舎で開催してるので、賞品に地域性を出す。
  • 値段設定と順位確定までやり続ける
  • (佐渡なので)県内勢は日帰りできるスケジュール 会場までの往復の送迎
  • 障がい者と健常者の身体機能を調整する取り組み
  • 当該エリア内で実施数の少なかった、個の実力や判断力がより明確に問われるタイマン形式の大会
  • 進行を簡潔にし、開会式やレギュレーションの説明を最小限に(競技や体験そのものに集中できる環境を整えた)
  • 試合時間やターン制限を設けず、空いているコートから順次対戦を進めてOKの形式(テンポ良く試合数を重ねられる設計とし、競技経験を最大化する点を工夫)
  • 地元の景品多め
  • 誕生日会をメインに。モルックはついで。
  • 地域色強めの賞品の提供と寒い時期の開催で他大会との被りをなくしてた(がこの2年でいつやってもどこかと被る状況になっております)
  • 参加してくれる人にめちゃくちゃ感謝する

回答全体としてはレギュレーションの工夫に関する部分と参加賞の工夫が多く上げられました。この設問は必須回答だったのですが、特になしという回答が非常に少なく、どの主催者もありきたりな大会ではない何かしらの独自性を意識していることが分かりました。他大会の良い部分のオマージュをしつつ、新しいエッセンスを加えてその大会だけのオリジナリティを編み出していくことが必要そうです。

Q16. 大会開催宣言や実施概要告知開始は開催日から概ねどの程度前迄に行うのが適切ですか?

Q16 大会告知時期グラフ
Q16. 告知開始時期のアンケート結果

グラフの約半分(47.5%)を占めているのが『3か月以上前』。参加者が予定を調整したり、遠方の場合は宿泊・交通機関の手配をしたりすることを考えると、最低でも3か月の猶予が必要だと考える主催者層が最も多いことがわかります。運営側にとっても、集客を最大化するための標準的なリードタイムと言え、遅くとも3か月以上前から他大会との被り防止や集客のバッティングを避けるためにだいぶ早い段階から苦慮している様子がうかがえます。勿論、大会規模によってこの動き出しのタイミングは異なって然るべきでしょうが、告知は早ければ早いほど良いという結論に結び付きそうです。とりあえず日程をお知らせして参加者に興味を持ってもらい、具体的な告知については「詳細は後日」として期待感を煽るのも選択肢のひとつではありますが、このあたりについてはQ18.で具体的な経験談を紹介します。

Q17. エントリー開始は開催日から概ねどの程度前迄に行うのが適切ですか?

Q17 エントリー開始時期グラフ
Q17. エントリー開始時期のアンケート結果

告知時期のデータでは『3か月以上前』を求める声が圧倒的(47.5%)だったのに対し、エントリーについては『直前(1か月程度前)で良い』と考える層が最も多いという結果でした。エントリー開始が遅いというよりは告知が際立って早いという印象で、この設問の回答結果と相まってより告知のスピード感の大切さが現れたと思われます。

Q18. 告知〜エントリー開始〜大会実施日までの期間を間延びさせないために何か行ったことはありますか?

  • 参加賞やレギュレーションや大会出場選手・ゲスト等を小出しに発表する(5票)
  • 定期的にXで告知・リポストし直し(4票)
  • 動向紹介(参加人数の途中報告等)(4票)
  • 大会概要を配信で説明、キーヴィジュアルやコンセプト、ルールなどをSNSで発表など。
    主催者の人となりが分かるような告知
  • 選手紹介
  • オープンチャットでちょくちょくアナウンス
  • 案内(メール、オプチャなど)を適度に
  • 動画投稿
  • 参加賞の制作過程をXで投稿
  • エントリー開始日の宣言、優先エントリー
  • 各地の大会で告知
  • ちょこちょこお知らせメールを送る。わくわく度を少しずつ上げて行く
  • エントリー開始と実施日のちょうど中間くらいに、予選リーグの抽選会を実施。
  • X等による開催裏側情報の紹介
  • フォロー&リポストでプレゼントするキャンペーン。

この設問は全体の約4分の3の方に回答いただきました。

この施策については概ね大会に関する中間情報の告知が大半を占めました。大会当日に向けての盛り上がりを醸成する方法の一つとして非常に有効な手だと考えられ、これを実践している主催者が多いようです。しかしながら、X等での初っ端の大会開催告知が最もリポストは伸びるのに対し、中間情報はそれほどエンゲージメントは伸びない傾向にあるので注意が必要な印象です。筆者は初めて大会を開催した際に”情報を小出しをする道”を選んだのですが、結果として大会告知→エントリー開始での初動に苦戦し、中間情報の投稿でも大会告知以上のインパクトを出せず苦戦してしまいました。

実績や回数を重ね集客が見込める大会は情報を小出しに刻んでも良いのかもしれませんが、筆者の経験則としては”新規大会ほど情報は初動で全出し(コンセプト・レギュレーション・特典etc)”をお勧めしたいです。というのも、フライヤー等は作成後の修正が難しい性質があるもののこれが作りこまれていることで、”新規大会”というどこか不透明要素の高い催しに対する期待度がグッと上がるポイントと成り得ます。初期情報がしっかりしているからこそ中間情報の信頼度が増しますし、しかも中間情報は後からテコ入れが出来る(情報公開をするタイミングも選べる)メリットもあります。

アンケート内での回答でも
『特に気遣うスポンサーや関係者がいなければもったいぶって小分けにする必要はなく、決まったらすぐ出して良いのでは』という意見もありました。

また、情報の拡散に関しては『開催告知の案内が最もリポストは伸びるが、いろんなユーザーに一斉にリポストされても被りあって拡散数が半減してしまうので、拡散希望と言いつつ本音としては少しタイミングをずらしてリポストされたら嬉しい』という切実な感想や『見てもらいたい情報はなるべく夕方~21時くらい(スマホを皆見ている時間帯)に投稿』という作戦を記載してくださった方もいました。

Q19. 参加者割引(早期エントリー割,学割,モルックセット貸出割等)を採用したことはありますか?

Q19 参加者割引グラフ
Q19. 参加者割引の実施経験

約半数の大会主催経験者が参加者割引の実施経験者でした。圧倒的な回答数となったのは大方の予想通りモルックセットの貸出割引でした。野球場であればベース、サッカーであればゴール等が会場備え付けとなっていますがモルックはそのような類の協議ではないためこの手の問題が発生するのはやむを得ないように感じます。

設問であげた例以外ではシルバー割・町民割等が上がったほか、参加費はなく参加賞の配布で還元した主催者もいたようです。

Q20. 集まったエントリー費や協賛金の使用内訳

これは大会によって全然違うだろうな。。と思いつつ設定した設問でした。
各回答の中で”景品代”が最も大きな割合と答えた主催者は約4割で、その4割の回答の多くが『景品代が支出全体のうちの5割以上を占めている』との回答でした。”会場使用料”と答えた2割の回答者を押さえて堂々の1位です。

https://molkky.jp/cms/wp-content/uploads/2022/09/1f26af44efe3d8a063c3c9eac7599f5b.pdf
『モルック大会 収支』で検索すると最も上位に挙がってくるのが2022年11月に行われたアジア大会(日本モルック協会公式大会)なのですが、その収支報告書を読むと”参加賞製作費”と”商品費”を合わせた金額は支出合計金額の2割程度ですので、世の多くの主催者は参加者への還元を大前提に多くの準備を重ねていることがよく分かります。

また、回答の中で”運営スタッフ”への日当を記入したのはわずか全体の半分で、半数の大会では運営側のマンパワーをボランティアないし無給で賄っていることが分かりました。大会によって事情は違うでしょうし、ビジネスとして下手なやり方をしているという見方をする方もいるかもしれませんが、主催者らの自己犠牲精神のようなものからは相当の覚悟を感じます。

参加費の安い高いの感じ方は人それぞれ異なるのは当然ですが、モルックの世界では多くの大会で水準以上の還元が施されていることが殆どという前提は把握しておく必要がありそうです。

Q21. 大会を計画する時点で苦労したエピソード

ここからは大会主催経験者による自由記述コーナーが続きます。温度感をお伝えするため可能な限り原文ママでお届けします。主催未経験者にとっては”ここも気にしておいた方がよいのか!”という予防線の一助として、主催経験者にとっては”他の人も同じ悩みを持ってたんだな…”と共感しあえるコーナーになればと思います。

  • 回を重ねる事に安定して集まるようになっていったが、最初は人が集まらなかった
  • 会場がほとんど1ヶ月前にならないと予約出来ない環境で、告知段階で場所を決めることが難しい(なんなら、告知したのに場所が確保できない場合もあり得る)
  • 主催者も参加したかったが問題発生時に相談窓口がなくなるため運営に専念。
  • 大会運営メンバーの中でも貢献度に差があり、特定の人に仕事が集中
  • 応募者全員を参加可とするか先着順とするか抽選とするか
  • 地域内への告知、周知
  • 運営側での負担割合、不具合対応の難しさ
  • 必要以上にエントリー費を取ると穿った見られ方をされてしまう。経費を最小限に抑え極力参加者に還元。
  • 参加者を絞っている大会はエントリーはすぐには埋まらず不安があります。
  • レギュレーションの作成
  • 招待制の時は、呼びたい人が多すぎて大変だった。
  • 屋根付きではない会場時の実施決定判断
  • どこの層に重きを置いたレギュレーション等を考えるか
  • 企画会議はモルック練習で出来るが、物資の準備をする場所探しが難しい。参加パンフや手土産の袋入れなど。
  • 当日の運営スタッフが少ない(みんな選手として出たがる笑)
  • 屋外開催の際に雨天時用に屋根付き会場も抑える(コスト倍増)
  • エンジョイ勢とガチ勢のバランスを考慮するのがなかなか難しいです。どちらかに偏ってしまうとどうしても楽しめなくなってしまうので…。
  • 予算を決めるにあたって協賛関係を集めるのに少し苦労します。
  • 札幌で初めてリーグ戦を開いたとき、ほとんどモルックの大会すらなくすべて模索した点
  • コロナ禍での周囲の理解
  • エントリー漏れした方への配慮。いまだにどうしたらいいかわかりません。。
  • 中止時に用意した参加賞・景品等が無駄になる場合がある(自腹)
  • とにかくレギュレーションの差別化。大会も色々ある中でどうやって差別化を図るか。こんな大会を開きたいという明確な目標と、現実的に開催可能なラインとの擦り合わせ
  • コート作りも計画的にしないと時間がかかる。
  • イレギュラーが起きたときの決定権の所在設定
  • モルックがまだマイナーすぎて場所を貸してくれない。(自治体に協力してもらえる体制を作りが必要)
  • 見えない部分の苦労がほんっと多い。
  • 当分赤字が続き、エントリー費を上げるべきか?考えましたが、遠方の方の交通費も考えた時に自分たちも含めてモルックのスキルを学ばせていただいてるので金額を上げられなかった。
  • モルック大会が開催出来る環境・予算を大会収益で回すという形にするまで5年ほどかかった
  • エントリー費の予算内で景品など節約しながらいかにたくさん出せるか。来てもらったのでできるだけ景品を出したい。
  • 参加費を極力抑えるために、補助金の申請や、備品類を無料で借りれるように関係機関にお願いをしてまわりました。
  • 初心者でも解りやすく楽しく出来るようにすること
  • 人数・チーム数制限の大会で1コートに4チームを配置→総当たりで1位→決勝トーナメントという流れになりますが、そのコート数がどんどん増えていること。また、総チーム数が4で割り切れない時の数合わせ。
  • 日程が悪くチーム数を減らして開催。
  • 参加者からのレギュレーションについての質問。最近は「レギュレーションについては説明書き以上のお答えは差し控えます」と付け加えている。その上でQ&Aを公開(参加者一斉メールなど)でフォロー。楽しそうなものは全てやろうと思ってしているので、計画自体に苦労したことはありませんが、周りの目は気にしないようにしながらも気にしています。

主に予算にかかる部分の悩み、集客面での苦労、準備の煩雑さ等が多く寄せられました。
また、参加者からの個別問い合わせへの逐次対応も多く発生し、主催者の心理的負担(キャンセル者が出たらどうする?や、既に注意書きしている内容と同義の問い合わせの多さ)に影響を与えている事象も見受けられました。

Q22. 大会の告知・プロモーションとして意識していることがあれば教えてください!また、フライヤーをはじめとした作成物を取り扱うにあたり、このアプリが便利!等の情報があれば是非ご共有ください!

★大会の告知・プロモーションとして意識していること

◎告知を早めに!

  • 早めの告知募集なので、情報を小出しにしている
  • うまくできていないがレギュレーション概要は告知時に発表。詳細も早めに。
  • 情報はオープンにします。運営が1人なので、はやめにマズイところは突っ込んで欲しいため。
  • 3ヶ月前告知(早めに予定に入れてもらうため)
  • 早めに日程を出す。
  • 他の大会よりもなるべく先!かぶらないように情報を得る!
  • 早めの告知は心がけてます。
  • 概要告知(日程、場所、参加人数くらい)は4~6か月前、エントリー開始日や参加費、チラシもこの時点で作成して公開しています。

◎情報の小出し!

  • プロモーションとしては、むしろ小出しにしていて、その方が知ってもらえるからです。
  • 情報を小出しにすることで、協賛だったり色々繋がりました。
  • 準備の様子を公開。
  • 正式な大会告知のまえにSNSやブログなどで「この時期に大会・イベントするつもり」というのを発信しておきます。
  • エントリー前にコンセプト周知

◎分かりやすい情報で!

  • 場所、日程、趣旨をわかりやすく。を心がけてます。
  • 文字は大きく、ほぼスマホで見られることを意識する。
  • 文字ばっかりは見る気が起きないので、勇気をもって削る。
  • 「内輪」感を生まない。外から見て知らない人間同士が過剰に褒めあってるのは見栄えが良くない。始めての方も行って良いんだと思わせる。

◎その他

  • ポスターのインパクト
  • 短時間で記憶に残していただくため、何度もsns発信。
  • OCで気軽に参加できる体制づくり。1週間前までは参加、不参加流動あり
  • 告知はX、FB、口伝えであと行政の力も借りて、市の広報に載せてもらっている(補助金をもらっているので行政も協力的です)
  • Xが中心なので、知人へのリポスト依頼を徹底。
  • レギュレーションはエントリー日までに出す(エントリーしてから思ってたのと違うになると、次回参加していただけない)
  • 近隣の大会情報から出来るだけ被らないような日程を選んでいます。
  • 地元の自治体や団体と仲良くなるべし
  • 大会告知の際にレギュレーションを公開しました。レギュレーションの差別化を図っている傍ら、それを公開することでその特別さをアピールできると感じました。
  • Xで告知。
  • いろんな大会に顔を出してアピールしてます。
  • SNSでの発信規則(目立つような囲い込み◤◢◤や引用リツイートを繋げて、一番伸ばしたい投稿のインプをあげる。)
  • 直ぐには埋まらないから身内に声かけて普及
  • 影響力強めのモルッカーに直接メッセージしてアピールの援護射撃をお願いしてます。

★フライヤーをはじめとした作成物を取り扱うにあたり、このアプリが便利!等の情報

  • フライヤーは担当しなかったので分からないがCanvaとか。
  • 基本キャンバでフライヤーを作ってます。
  • デザイン・印刷物は全て自前で作成、早めに告知
  • ビジュアルはCanva、概要資料はGoogleプレゼンテーションで作成しています。だいたい自分が他の趣味で見たポスターやSNS向け画像を参考にして、デザインやカラーに統一感を出しています。
  • キャンバ・イラレでフライヤーを作成→プリントパックに発注。
  • canva一択ですね。
  • フライヤーは皆さんも使ってる方思いますがcanvaです(被り始めてるので課金するか、違うサイト使いたいです。)
  • 広告はAI任せで手間は省いている。
  • イラストは基本的に描き下ろしています

フライヤー作成で圧倒的な支持を集めたのが
Canva(キャンバ):信じられないほど、素晴らしく
筆者もこのアプリの存在は最近まで知らなかったのですが、先日寄った書店ではCanvaの使い方に関する参考書が10冊近くも!人気のAIソフト等に並び、今押さえておくべきアプリとして使えるようになっておいて損はなさそうです。

筆者がお試しで作ったフライヤーはVol.3のQ3.に掲載してあります。

Q23. 大会当日に苦労したエピソード

★参加者の欠席・キャンセル

  • 連絡なくキャンセルされた。
  • ドタキャン
  • 欠席者によりレギュレーション変更をせざるを得なかった
  • ビギナー大会は当日キャンセルが多くなりがち
  • エントリーしわすれてた人がやってきた(たまたまキャンセルがあったから出すことができた)
  • 急な欠席 仕方ないけど、3ソロが2ソロになってしまったり
  • ビギナーズカップは、大会1週間前~当日キャンセルまで、必ず1割出る。
  • ノーショーがとにかく大変なので受付時間の厳格化を徹底したうえでリスト化して次回以降のエントリーから弾きます。もちろん連絡ありのキャンセルは丁寧に対応します。

★情報伝達の限界と参加者の理解度不足

  • 案内が隅々まで届かなく、混乱が生じた
  • 使用システムを理解していない人の発生
  • 本部の話を聞いてない人が多い。レギュレーションをしっかり読み込んで来てほしい!
  • ダブルイリミネーショントーナメント(2回負けると終了のトナメ)にしたのですが、理解していた選手はほぼいませんでした。「Aで負けたらBに行きます」とか資料に全部書いたのでそれを見ていてくれればと思ったのですが、信頼しすぎました。
  • 時間管理をしているが、呼び出したチームが来ないこと。
  • 思ったよりスプレッドシートを参加者がよく見ていない。

★天候と会場コンディション

  • 事前に会場管理者に「グラウンドが雨でぐちゃぐちゃになっていても使用はできるか?」問い合わせて、「できる」という回答を頂いていたのに、当日朝、続々と参加者が会場に集まる最中に、別の管理者から「ぬかるんでいるので使用禁止」と急に言われたとき。何とか交渉の末、開催はできたが、管理者側が統一した基準を持っていない可能性もあるので、怖いなと感じた。
  • 雨にたたられて、予報的にはそれほどの降水量がないものだったので強行したらいつまでもダラダラと降り続け、グラウンドコンディション最悪な状態で無理矢理大会を開催することになってしまった。参加者の皆さんには申し訳なくて。ただ、賞品や食事などの準備で順延に踏み切れなかった。
  • 大雨
  • 前日の大雨で予定したコート配置にできなかったこと。
  • 強風でスコアシートが飛んでしまうとかです。

★運営のマンパワー不足

  • 大会経験が浅い方へのフォロー
  • コート設営は少人数だと苦労します。当日ボランティアに来ていただいた方含め3人でギリギリでした。始まってしまえばやることは少ないです。
  • 運営内で割り振った役割を遂行出来ない人の発生。
  • 運営兼選手は進みが悪くなる。大会開いたのに優勝するケースが出て揉める。
  • スプレッドシートに不備があった。
  • 集計ミス
  • いろんな世代の方に参加してほしいもので、(80代のチームも参加されてます)集計はスプレッドシートとか使わずにアナログなままです。正直集計は大変ですね。
  • プレイヤー兼運営で苦労
  • 手伝ってくれる人が全くいない事ですね。なんとかお願いしてますが
  • クラブのメンバーも大会に出たい人が多いため運営のみにあたるメンバーが一部の幹部のみに限られてしまうこと

★その他

  • 急なトラブル(コートの幅が違う、試合時間が足りない 等)への対応と説明
  • 機材が足りない場合の調達
  • コート設営とコート整備
  • コート設営が思った以上に時間かかる。天候がこわい。夏場などの雷がやっかい。(雷が多く発生する地域なので)
  • フォルトやレギュレーションなど事前に送っていても微妙に理解に違いがあるので、予選1回目や1回戦はスタッフは走り回っていることが多いです。
  • 準備時間が1時間半しかなかったこと。
  • 大会批判(とも取れる)投稿をSNSで発見→本人確認で対処しました。
  • 途中でスプシが壊れた
  • なんぼ準備してても、思ってた通りにはならない事
  • 運営しながら出場すると全く勝てない
  • 遠方から来られる方の送迎や前夜祭
  • 全体で時間を揃えず、試合が終わるごとに次の試合にどんどん入ってもらうようにしたので、その案内は少し忙しかったですが、運営1人、参加者32程度でスプレッドシートはいらないだろうとミニマムに紙とペンだけで完結できたのは良かったです。
  • 前夜祭ではじけてしまい、当日スタッフ寝坊

エピソード全体を俯瞰すると、『どれだけ準備しても当日は参加者の行動や天候に振り回される』というの切実な叫びが見えてきます。特に当日欠席は起き得る・資料は見られない等の前提で動いておくことが、メンタルを守る上での最大の防衛策と言えそうです。

Q24. 大会後に苦労したエピソード

★忘れ物対応

  • モルック棒、スキットルの紛失
  • 忘れ物や、賞品を受け取らず帰った方への対応
  • 忘れ物がほんっと多い。特に棒!
  • 忘れ物の持ち主がわからなかったこと
  • 会場備品の紛失騒動(結果的に会場側の誤解だった)

★片付け対応

  • 片付け
  • シンプルに後片付け
  • 大会終了直後の雨風で会場片付けが大変だった
  • 会場に残されたゴミ。燃えるゴミ程度はどうにかなったが、会場自販機のゴミ箱に明らかに過剰な量のペットボトルが詰まれ、会場が今後使えなくなっても困るのである程度回収した。帰りの車内がゴミで大変なことに。
  • 貸出モルックセットなどしてないので、全部荷物を持って帰らないと行けないこと

★事務面・金銭面での事後フォロー

  • 撮った写真の整理や大会後のフォローをしたかったが、大会開催できて満足してしまい中途半端に
  • 協賛をいただいた際の御礼状等の作成
  • お金関係。お金で問題を起こすとかなり信用に関わるので丁寧に進めました。
  • 強いて言うなら当日の写真共有に時間を要してしまうところ
  • 収支マイナス。赤字で手出しになることも
  • 最終結果の集計作業
  • アンケート回収率 バトパの回収方法は上手いなあと思いました(回答数が増えるほど還元物を増やす)

★その他

  • 次の仕事へ行くのがめんどくさい点
  • 打ち上げでの泥酔者対応
  • 当日もめた人のケア
  • 大会用のスキットルはできるだけ割れ、修復の無いものを用意してるのですが、割れてる事が多い事
  • スコアシートの管理。どう管理しようか問題。
  • 参加者の楽しい顔を思い出し大会ロスに

特に『ゴミの持ち帰り』や『赤字の手出し』などは、参加者からは見えにくい”運営者の自己犠牲”の上に大会が成り立っていることを物語っています。参加者の方々にも知っておいてほしい面ですね。アンケート回収の工夫のように、参加者を巻き込んで次回以降の運営の負担軽減に繋がる仕組み作りを創成することができれば、長く続けていきやすい大会が出来上がっていきそうです。

Q25. エントリー数が増えるように工夫した点

★SNS・デジタル広報の徹底

  • 定期的なXへの告知、OCでリマインド
  • 「やってまっせ感」ですね!日々進捗や更新を公開して、実際にこの大会が存在するんだということをわかってもらう必要があります。試合ごとに画像を投稿したり順位表をだして「今やってるんですよ!」ということに触れてもらいます。
  • SNSでの告知(2票)
  • Xで定期的に大会詳細を流すこと(ポストのリプに書くだけでも効果あり)
  • 実施日が決まった時点で可能な限り早くX等で発信すること。
  • イベントを集約しているXアカウントもあったりするのでそこにも掲載されるように働きかけること。
  • モルックの集まり関連のLINEのグループなどでも共有すること。

★足を使った「草の根」宣伝と外交

  • 出来るだけ他の大会に出場する
  • 他県の大会に行くメンバーが対戦相手を勧誘して何チームかは来ていただいてるようです。
  • 公募して…それでもほぼ確実に枠は埋まらないので他県のモルッカーに口伝えで宣伝してもらう
  • いろいろな場所で直接宣伝
  • 地元での告知(スポーツ施設、コミュニティセンターなど)
  • 地域内では、体験会を増やしてプレーヤーの裾野を広げた。また、近隣の大会や練習会に参加して周知した。

★「線」にするためのリピーター施策

  • 次の大会の告知フライヤーを入れる。
    →大会が点ではなく「線」になるような次の手を考えておく。
    →新たな大会のエントリーの前には、前回参加者にメールで告知する。
  • 参加者の顔を覚えておく→次の大会の時に、「また来てくれたんですねー!」の一言を言えるのが大事。そのためにも、当日スタッフが参加者にどんどん声をかけていくことが必要。試合中の点数入力などに気を取られていたら、その肝心なところが薄れてしまう。
  • 優先エントリーをグループLINEで開始

★日程調整と参加難易度の調整

  • チーム人数設定を2~3人にして、いつも4人で参加するチームを2チームに分けてもらう作戦。
  • 大きな大会と被らないように日程を組む(全国モルックカレンダー様にて確認)
  • 日程選びが結局は重要だと思っています。
    (見込んでいる参加者がそもそも出られない日程だと来てくれないので)
  • モルックカレンダーを確認したり、各大学の学生に他のイベントや試験と被ってないか、事前に確認して大会日程を決めています。
  • 人数上限を定めず、集まった人数でレギュレーションを決定。

★その他

  • 出来るだけ満足度の高い大会として次も参加したいと思えるような大会にすること
    →個人的に満足度が高い大会は運営がスムーズな大会だと思っていて、スムーズに進行するためには早めの情報共有が必要だと思っています!
  • 日本モルック協会のホームページに載せたこと
  • 学生限定であるため、その中での告知には力を入れました。
  • 告知、先行エントリー等を作る、キャンセル枠
  • ビギナーズカップは、大会終了後1日以内にお礼のメールを送る。
  • 負けても楽しめるように、チャレンジゲームをしたりしています。
  • 参加費をできるだけ安くした。(町の助成金があるので、なりたってます)

エントリー増加のための工夫は大会前の事前準備(情報共有・日程調整)を徹底することにあると筆者は思っていたのですが、大会当日の参加者とのコミュニケーション(顔を覚える・声をかける)や大会後のコミュニケーション(前回参加者へのコンタクト等)にも大きな価値があるようです。単発ではない大会では前回参加者を大切にするとともに、次項Q26.の内容も活かして次につなげましょう!

Q26. 大会参加者からのフィードバックを基に以降改善したこと、改善後の参加者の反応

  • レギュレーションの改正(2票)
  • システムの使いやすさを改善。
  • 芝はやりたくない。初心者には難しい。→土グラウンドに会場変更。
  • 予選におけるボーナスポイントの追加
  • 時間が足りなくなる試合があったので時間設定の見直し
  • 外野からのアドバイスや野次で集中しにくいという指摘があったので次の大会からアドバイスを控える旨レギュレーションに追記
  • 負けた人/チームに審判をしてもらう制度を全員対象としたところ審判の質がバラけてしまったので事前にアンケートで可能なチームのみ協力してもらうようにあいた
  • 大会後は必ずアンケートを実施していて概ね満足度の高い大会にはなっていってるようです。
  • 慣れてない方への時間の配慮。次のコートをわりやすくすることなど。
  • ルーザーマッチの充実によって途中帰宅が減った
  • 参加者にフォームを送って取り入れれるものは次もフォーム送って参加してくれた人に話すようにしてます。
  • 時間制限とターン制限に関して、両方あるのは予選だけにして、上位トーナメントからはターン制限を無くしました。
  • 高齢者の方でスマホを使わないので、スプレッドシート等がわからないという方もおり、必ず紙でも対戦表等を用意しています。参加数の大きい大会では、システムを作ってもらって本部で見れるようにディスプレイを用意して大変好評でした。
  • レギュレーションが一覧でわかるA4の紙を配布。スプレッドシートとかにも載せますけど、やはり苦手な方もいますので。
  • 自作の道具等の使用許可(そのため公式には認められない大会になっている)。
  • コート番号のわかりにくさ→改善
  • 運営から試験的に変えた内容も賛否を取りに行ってます。カメラマンの是非、試合時間縛りなし、最終ゲームの先攻で「ターン数」優先、はいずれも概ね問題無しでした。ストップウォッチも導入してみましたが、ほぼ使われてませんでした。
  • 各大会の絶対評価として、NPSを採用しています。(11段階の推奨度)
  • フィールド
  • それぞれの大会ごとに参加者へ聞き取りのフォームを送っている
  • 景品ですかね。基本的には景品で全部決まってそう。
  • 怖いので聞いてない
  • 特に反響がないですが、反響がないということは問題はないと捉えています。

この設問は必須回答ではなかったのですが、概ね半数の主催者がフィードバックで情報収集を行っており、次回以降につなげようと働きかけていることが分かりました。

Q27. エントリー費の前金制及び所謂”キャンセルポリシー”を導入することについて

回答数としてはほぼ半分半分に分かれる結果となりました。

【アリ】

  • 全然ありだと思います。無断キャンセルは対戦相手にも迷惑がかかるので0にしたい。
  • 基本的に前金払いとしています。もしキャンセルとなった場合は立替振込をして凌いでいます。
  • 共催開催ではお金関係は別団体管理のため先方の要望でキャンセルポリシーを設定しました。大会3日前からは返金不可としましたが今のところクレーム等はありません。
  • お支払期間を設けてそれ以降のキャンセルは払い戻しなしにしています
  • ドタキャンのリスクヘッジには良いかと思います
  • キャンセルポリシーを設定する場合は事前に告知する必要がありますね。
  • 安定した大会運営を考えると導入は必須かとおもいます。
  • 主催者が大きなリスクを負うのは避けるべきと思うのでキャンセルポリシーには賛成です。但し、まったく返金なし(当日キャンセルは除く)というのもいかがかなと思っています。
  • 前金制はおすすめですが、管理が大変なのとキャンセルに関しては当日キャンセルがあると一部不平等が出るので出来る限り無くしたいですが、難しいと思ってます
  • 申込フォーム完了後、1ヶ月前をめどに振込方法の連絡を入れて期限を決めて振り込みをしてもらいます。振り込みが確認できた時点でエントリー完了です、という感じにしているのと、振込後のキャンセルはお返しできません、ということにしています。

【ナシ】

  • 他の主催者がするのは良いと思うが、自分は絶対にしないようにしようと思っています。
    景品準備だったりの為の制度かと思いますが、お金払ったからキャンセルでも良いと思われるのが嫌(他の予定の方が優先されやすくなる)
  • 主催者都合と警報級の天候以外は中止はないので、振り込まれたエントリー料を返すことは基本的に考えないです。
  • 前金制にするとエントリー振込時や、大会中止時の返却の際に手数料がかかるため当日のみにしている。
  • 基本当日支払い。
  • 正直導入は考えてません。性善説に頼っている感はありますね。
  • 申込者が確実にくるというのが前提のため、当日現金支払いで対応している当方は、ドタキャンが出ると団体持ち出しになります。前金制を考えたこともありますが、処理の煩雑さから取り入れていません。
  • 前金は特に考えてません
  • 個人的にはキャンセルしたチームには全額返金してます。
  • 全国から選手を集め、ある程度の規模で開催するという場合を除いて必要ないと思います。エントリー数を少なくする要因になりかねません。

マラソン等の競技と異なり、モルックでは1人(1チーム)の欠席が対戦相手や大会進行に直接影響を及ぼすルール構造となっているため、キャンセルによる影響がより大きいのは事実です。Q23.でも当日キャンセルに苦しむ主催者が多いのは伝わってきたところです。

主催者の意見を一通り見ると、前金制の有無にかかわらずキャンセル自体は一定数発生し得ると認識されている点は非常に興味深いと感じました。前金という「金銭(モノ)」で参加を担保するアリ派と、“申し込んだ以上は参加するのが当然”という「モラル」で担保するナシ派は、それぞれ何を基準に運営の安定を図るかによって分かれているように見受けられます。

この選択は大会規模とも密接に関係していると考えられます。参加者が増えるほど個々の関係性は希薄になり、キャンセルが紛れやすくなるため、前金制やキャンセルポリシーによる統制の必要性は高まります。一方で、小規模大会では関係性や信頼による運営も機能しやすく、必ずしも制度的な縛りが不可欠とは限りません。

ひとつ結論を出すとするのであれば、各主催者のポリシーを大事にしつつ、規模が大きい大会では制度を導入し小規模大会では柔軟な運用とするなど、参加規模に応じて採用の是非を判断することが、運営負担の軽減という観点からも合理的で、一つの着地点となり得るのではないでしょうか。

興味深いのは、本来であれば参加者数が少ない大会ほど「確実に来てほしい」というニーズが強く、金銭的な担保を求める方向に傾きやすいはずであるにもかかわらず、ナシ派はあえてそれを採用していない点です。これは参加者の利便性や心理的ハードルの低さを優先する、いわば参加者ファーストの姿勢の表れといえます。しかしながら、直前キャンセルで参加者が集まるかの不安を感じ続けなければいけない精神的負担は相当なものですから、自己犠牲で大会運営を実現している主催者にはリスペクトの気持ちでいっぱいです。

さらに、このような運営が一定程度成立している背景には、モルックコミュニティにおける信頼関係やモラルの高さも影響していると考えられます。制度ではなく関係性によって成り立つ運営が可能である点はモルック界の特徴の一つと言えるでしょう。

Q28. 今後新規で大会を開く人へ対して『ここは押さえとけ!』というポイントを是非!

  • 最初はどうしても大会自体知られてない事が割とあるので練習会であった知り合いには告知した方が良い
  • まずは、自分自身がいろいろな大会に参加して、モルッカーのコミュニティを広げておくべし。さすれば、主催した際、参加者も集まりやすいし、手伝ってくれる方も現れる。
  • 日程と告知(大会は早い者勝ち)
  • 運営も楽しむこと!運営が楽しむこと!
  • 予算をしっかり!!
  • 大会中に雷雨など悪天候で一時中断となった場合の避難場所を確保しておくこと!
  • キャパにあった規模感で
  • 意外とレギュレーションやルールは読まれていません。あと締切も守りません。勝ちたいと口にしながらルールは知らないという冗談みたいなことがあまりにも頻繁に発生しますが、それを参加者の怠惰ととらえず人間の習性だと冷静に認識し、口酸っぱく説明やリマインドを繰り返しましょう。
  • 自分も出たいって思う大会を開催する!
  • 雨でも開催できる場所の確保が大事
  • コンセプトは分かりやすい方が良い。あと、あまり詰め込みすぎると自分の首を絞めるので、高望みしすぎず、緩やかに自分のペースでやる。あとは、協力者を増やしていくのが大事。
  • 経験豊富なモルッカーが参加していれば、運営だからとか恥ずかしがらず頼ったほうがいいです。
  • 人数連れてこれる人(客を呼べる人)を何組か手配する。この人も出るなら!で参加者増える可能性上がる。
  • なかなか情報が分からない大会や後出しのある大会はあまり満足度が高くないように感じます。あと基本的に出来るだけ公平を心がけるようにしましょう!
  • 絶対に主催が一番楽しめる大会にすることだと思います!
  • 自分たちが楽しめない大会は参加者にも楽しんでもらえないので一番自分が楽しむ、楽しめる大会づくりが絶対に譲らないポイントです
  • 信念と誠意!
  • 時間切れによる同点など特別な状況にどう対応するのか(モルックアウト?じゃんけん?寄せドローなど)をしっかりレギュレーションに明記しておくとよいです。予選順位の決め方もです。では、頑張ってください^_^
  • 大会が乱立しているので、どこで差別化を図るか。他の大会との被り具合の確認。魅力があれば人は集まるはずなので、頑張ってください。
  • 適切な試合時間の設定 例)3チーム2セットの予選が23分ラストターンみたいなのはキツい
  • 生半可な気持ちでやる必要はないなと感じました。大会が多く開催されている中でどのように特別な大会にするのか、しっかり検討しないと無意味な大会に成り下がってしまうと感じています。出たい形の大会が関西にないから、自分がやろうと思い、今は学生限定ですが、出場者の反応を見てオープン大会への移行を前向きに検討しています。
    求められているレギュレーションを見極め、そのニーズを埋めにいくのか。それとも、自分がやりたいことを追求して開催まで進めるのか、このふたつのうちどちらかがないと中途半端な大会で終わってしまうと思っています。お互い大会運営頑張りましょう!
  • 色んな人が大会運営に関わってくれて、皆でモルック大会やモルック界をもりあげてくれればなーと思います!
  • 告知度と認知をさせることな気がします。これはずっと苦労する気がします。日取りもなかなか難しいですよね。
  • 絶対にレギュレーションだけは選手ファースト!そして来てくれてる事に感謝をオーバーでも良いから出し続ける事!人は人でしか動きません!
  • 来てくれた人への感謝。
  • とにかく告知は大事!!!
  • たくさんの運営をしても、未だに「こんなんで大会できるん?」と怒られることがあるので偉そうには言えませんが、わからないことを聞ける人や当日助けてくれる人を見つけておくのが大事かと思います。モルッカーは優しい人多いので、大会の成功のためにどんどん頼っていいと思います。
  • 全体のレベルを鑑みたレギュレーション
  • 運営側も楽しく!みんなで楽しく!
  • 思い込みで進まず、先輩にいっぱい経験談を聞こう!
  • ジャンケン大会!
  • ポイントなのかは分からないですが、来てくれた方、関わってくださった方への感謝かなと!
  • 公平性
  • エントリー数は期待しちゃダメ
  • 幅広い年齢層がくるモルック大会では、初心者も歓迎と書いても実際にエントリーがあった場合、全敗に終わることは多々あります。初心者にも気持ちよく競技してもらいたい場合は、教室とセットにするか、初心者限定またはハンデ用いるくらいの取り組みがあっても良いかなと思います。
  • 理想論ではありますが、レベル差が均一になるような大会ができたらいいかなと思います。
  • 「有識者に意見を聞きまくること」です。
    レギュレーション設計や進行方法など、A案とB案で迷う場面は必ず出てきます。その際、自分たちだけで決め切るのではなく、経験豊富なプレイヤーや運営者に率直に意見を求めることで、大きな事故や偏りを防ぐことができます。
    大会は思いつきではなく設計物だと思っています。
    だからこそ、外部視点を取り入れることが質を高める最短ルートだと感じています。
  • 準備は万全に!!
  • 告知の徹底と自分から大会に参加して、他の運営陣と仲良くなる事。運営陣もモルッカーな事が多いので、本音は自分も出たい人多い。そういう人達に仲良くしてもらってれば、告知の拡散とかもして貰えたりする
  • 規模の大小が、大会の成功では(必ずしも)ないです。多くの参加、は楽しめる要素ではあります。ただし、参加者が多ければ楽しめる、ということはありません。人数やチーム数が少なければ密に楽しめる仕掛けも考えられるはずです。自分が参加したい、参加したら楽しいだろうな、と思えるかどうかがまず大事なのではないでしょうか。
  • 各地でそれぞれ特色のある大会やイベントが増えることがモルックの多様性と汎用性を表してくれると思いますし、モルックそのものの魅力だと思います。頑張りましょう。
  • タイムスケジュール明記、レギュレーションの公平性、運営体制(すぐ動ける人を配置しておく)、スピーカーの準備(広い会場じゃ声が聞こえないってすぐ言われる)、モルッカーの友人が大切。

まとめ

以上ですべてのアンケートの集計は終わりです。

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ここまでの主催者目線アンケート結果を踏まえたまとめです。

  1. 運営の段階的なステップアップを!
    最初は他大会にたくさん参加したり身内向けの少人数開催の実施でノウハウを貯め、徐々にオープンな大会へ広げる大会運営ステップが理想。徐々にエキスパート向けの大会主催に手を伸ばし多人数に対応できる運営力を磨く等の段階を踏むのも理想です。その上で、現状の実施数が少ない初心者向け大会等の主催者が増えていくことがモルックコミュニティ全体の活性化につながっていきます。
  2. 独自性を生む工夫作りを!
    還元率の高い大会は今や当たり前。地域色豊かな景品や独自のルール設定で差別化を!集客成功の鍵は「3ヶ月以上前からの告知」に有り。わかりやすいフライヤーも大事。エントリー開始まで中間情報を発信し続けることで、参加者の熱量を維持出来る!
  3. 覚悟と柔軟性を持って!
    当日欠席や天候トラブル、収支管理など、運営には自己犠牲に近い献身が必要な現状です。だからこそ知人や有識者の助けを借りながら「主催者自身も楽しむ」姿勢を持ちつつ、無理な心的負担のない大会作りをお勧めします!
  4. 先輩主催者にたくさん意見を聞こう!
    本アンケートは先輩主催者の金言の宝庫です。Q28.のメッセージを糧に、周囲の先輩主催者に遠慮なく頼ろう!

あとがき

本アンケートに協力してくださった87名の回答者の皆様ならびにアンケートの拡散に協力してくださった方々に感謝申し上げます。いつかどこかで、あって良かったな存在の記事になることを祈ります。

この記事について
  • 本記事は 老師 様からの寄稿です。
  • モルハブ編集部は 誤字脱字・体裁 のみ調整しています。
  • 記載内容(企画の意図・表現・見解)は寄稿者に帰属します。

著者カード

老師
寄稿者

老師
深夜徘徊系モルッカー

関西を中心に各地で活動するモルックプレイヤーの1人。47都道府県での大会出場を目標に細々と遠征。

  • 活動拠点関西圏
  • 好きな食べ物お茶漬け、出汁

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この記事を書いた人

モルック情報サイト「モルハブ」を運営。
情報の一元化を目指し、モルックの可能性を追求。
モルックの魅力を伝え、競技普及や愛好家のサポートに尽力。
新しいモルック体験を提供し、その未来を描きます。

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